分籍の方法

個人の家族関係や、婚姻の履歴を登録してあるのが戸籍で、その人の過去の流れをつかめるようになっています。家族は同一のものに入ることになっていますが、届け出ることでそこから抜けることもできます。それが分籍と呼ばれる制度です。だれでもできるわけではなく、一定の資格が必要で、二十歳以上の未婚者が自分で届けることとされています。抜けるのには人それぞれ事情がありますが、家族とうまく行っていない場合などが多くなっています。親が再婚した時には子供の苗字も変わりますが、分けておけばそれまでの苗字を名乗れることになります。資格を満たしていれば他に謄本と印鑑を用意するだけなので、手続きは簡単です。窓口の担当者によっては、あれこれ事情を聞いていたり、よく考えるように言われることもありますが、法律で認められている制度ですので、拒否されることはありません。結婚することによって抜けるのは離脱と呼ばれ、分籍とは区別されます。夫婦で別の苗字は名乗れないなどの理由で既婚者が抜けることはできなくなっています。届け出が受理された日から効力がありますが、手続きの関係上、住民票などにはしばらく前の情報がのっている場合もあります。

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